赤ちゃんのドライテクニックについて
生まれてすぐの赤ちゃんには、クリーム状の白色のものが全身または体の一部に付いていることがあり、これを胎脂(たいし)といいます。
以前は、生まれてすぐ、そしてその後毎日お風呂に入れて胎脂を洗い落としていましたが、最近ではその必要性が見直されています。
◎胎脂の役割
1)赤ちゃんをばい菌や寒さなどから守る
2)保湿クリームのように赤ちゃんの肌を保護する
3)お母さんのにおいがあるため、赤ちゃんがお母さんのことを特別な存在と感じ、絆を深めるのに役立つ
などです
◎そして生後すぐに赤ちゃんをお風呂に入れることのデメリットは
1)胎脂を積極的に落とすことになる
2)体温が下がる
3)他の赤ちゃんと同じ沐浴槽を使うことで、感染の機会となりやすい
4)生まれたばかりで外の世界にまだ慣れていない赤ちゃんにとって入浴はかなり体力を消耗することである
などがあります。
そこで赤ちゃんのお風呂は、新陳代謝が活発になる生後1週間頃から開始し、それまでは「ドライテクニック」といって血液などで汚れている所のみガーゼでふき取り、体脂を残しておく方法で体をきれいにするのが望ましいと言われています。
匂いはしないの?汚れは目立つの?などが気になるところですが、頭や手足の関節のあたりや性器の部分など拭きにくいところに体脂が垢のように残りますので、沐浴したつるつるの赤ちゃんを見慣れている方にはちょっと違和感を感じるかもしれません。
匂いに関してはやはり1週間近くになるとおしりのあたりなどがちょっと臭うようです。
ですが産着を着ていればそれほど気になることはありません。「生まれたばかりの赤ちゃんの本当の香り」をぜひ確かめてみてほしいと思います。